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『子象ババールの物語』 言葉の力! [♫ 現場より…]

先日の麻生フィルの練習で、初めて「子象ババールの物語」に語りが入りました。

この曲は「ピーターと狼」ほど音楽が具体的でなく、また物語の展開にも少々無理があるのは否めないこと。
台詞の雰囲気とそれに導かれる音楽の雰囲気とがどうもマッチしないところも多く、今までのオーケストラだけの練習ではいまひとつ「何かが見えない」もどかしさがありました。

しかし劇団民芸の若杉民さんの語りは素晴らしく、「さすが」の一言! 
“言葉の力”は大きいですね、ストーリーが見事にリアルに見えてきました。 これには私も少々びっくり。
我々演奏者のイマジネーションを、さらに増幅し柔軟にし明確にしてくれました。

本番が楽しみです。
2010/06/15 23:21 小田野宏之

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