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富士フィルの定演は本番に全力投球できました [♫ 現場より…]

管理人nemurinekoです。

12月10日の公演における「本番マジック」は、ご本人の予想を遥かに超え
筆舌に尽くし難い感慨をもたらす体験だったようです…
一応コメントを打診してみたのですが、そういう次第でご容赦願います。

この記事をご覧下さった皆様のご健康とご多幸を祈念して
年末年始のご挨拶に代えさせて頂きます。

〈富士フィルハーモニー管弦楽団 さんの関連記事〉
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・X(旧Twitter)
https://twitter.com/fuji_phil/status/1734286568595300487
・アメーバブログ
https://ameblo.jp/fujiphil1985/entry-12832777249.html
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「一線踏み越えた表現を!」 [♫ 現場より…]

2019年、神戸大学交響楽団第69回定期演奏会前に行われた3回にわたるインタビュー記事です。
ご本人および神大オケの了承を得て御紹介いたします。
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Vol 1. 小田野先生と神大オケ

Vol 2. 小田野先生とブラームス

Vol 3. 小田野先生と指揮
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インタビューアー:神大オケ学生指揮者および広報担当者

投稿者:管理人nemurineko

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横浜楽友協会 第43回定期演奏会・始動 [♫ 現場より…]

今年は8月21日まで本番がありません。
精神的にも肉体的にもこれは良くないのですが、しかたありません。
その分充電に励みます、とは聞こえが良いのですが、これ以上ポンコツにならぬように肉体鍛錬に少しマジで取り組むつもりです。

3月10日に集団接種会場でモデルナの接種を受け、案の定翌日は左腕が痛くて挙げられませんでした。
しかし幸いにも翌々日にはなんとか治まり、13日の横浜楽友協会吹奏楽団の今シーズン初めてのリハーサルは、つつがなく終えることができました。
https://yps.at.webry.info/202111/article_1.html

昨晩はその横浜楽友協会代表(アメリカ滞在7年)の一時帰国に合わせて、幹部蓮8人と彼を囲む会を開催、私はなんと2年半ぶりの外飲みでした。外でのお酒の飲み方を忘れてしまい少々心配しましたが、幸い二日酔は無し。
これからジムのパーソナルトレーニングに行ってきます。

2022/03/31 13:10
オデンヤ
(メールから管理人が抜粋編集)
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神大オケ・若きエネルギー [♫ 現場より…]

〈10〜11月のメールから管理人が抜粋編集しました〉

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今シーズンの練習は感染防止策として練習場所や練習時間の制限のなか、みんな頑張っていました。
しかし片道4時間ちかくかけて出かけていって2時間しか練習できないのは、やはりつらいなぁ。練習できるだけでもありがたいことなのは分かってはいるつもりですけどね。
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チケット完売!そして
アーカイブ配信!!
こちらが感染予防と身体のケアに夢中になっているうちに、世の中はまた10mも20mも先に行ってしまった。
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今シーズンはもう4回リハーサルがあったけれど、初回で感じた例年に比べた未熟さが回を追うごとに見事に消えていく様は、若きエネルギーの為せる技そのものです。
ただ、経験でしかゲットできない、阿吽の呼吸でアンサンブルを作り上げること、奏者どうしがテレパシーで交信することなどについては、どうしても未熟さが目立ってしまいます。時間が欲しい!
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現在学生さんたちは試験週間で、私のリハーサルも1ヶ月お休みです。
そういえば、神大オケは毎回本番が近づくと練習リポートやマジな写真、ユルイ写真などをSNS(※)に掲載していましたっけ。
考えてみれば、私の学生時代も相当濃い時間を過ごしていましたが、あらためて彼らの若さとエネルギーが羨ましくなりますね。
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オデンヤ

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(※)神戸大学交響楽団 公式アカウント
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京都へリハーサルに行きました。 [♫ 現場より…]

土曜日に4時間半、日曜日に6時間半のリハーサルをして昨夜帰宅したら、久しぶりにガス欠気味になりました。コロナのおかげで身体がヤワになってしまった。
そのリハーサルの最中に、本番のホール客席50%制限が取れて100%OKになったとの連絡が入りました。
確かに喜ばしいことですが、宣言解除にあまりに直結してしまって大丈夫なものか、いつになっても何かしらの不安が付きまといます。

今週の土曜日に出身高校の生徒たちのオーケストラの初練習に行ってきます。
つい先日まで分散登校オンライン授業だったので課外活動どころではなかったようですが彼らのことだから若さ溢れる素敵なサウンドを聴かせてくれることと思います。

2021.10.04 オデンヤ

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神大オケ定演 来年に期待! [♫ 現場より…]

2020/11/2 オデンヤ
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神戸大学交響楽団の定期演奏会中止(※)は実に悔しかったです。
練習スケジュールも既に全て決まり、何しろ半年ぶりの指揮なので4時間のリハーサルに耐えられるようにフィジカル面でも調整していました。

これで私の音楽人生で初めて一年間本番が無し…という悲しい記録が樹立されました。
と、ちょっと後ろを振り向いてばかりになりそうなところへ、今朝神戸大学交響楽団から2021年12月の定期演奏会の出演依頼が届きました。

神様はオミステにならなかった! 何より神大オケとの信頼関係はコロナに負けなかった!
来年は彼らの活動を妨げるものが少しでも減ることを祈りながら、再び一緒に演奏するのを今から楽しみにしています。
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※「第70回定期演奏会中止のお知らせ」
https://twitter.com/Kobe_Univ_Orche/status/1313463596156809216


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コロナ禍に思うこと [♫ 現場より…]

2020/09/07 オデンヤ
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7月に行われたオーケストラの各楽器の演奏時に生じる飛沫の精密な検証実験(※)の結果が公表されてしばらく経ちますが、演奏側にとっては以前と同じ配置で演奏しても感染リスクはほとんど変わらないという結果にもかかわらず、なかなかすぐに元通りの活動というわけにはいかないようですね。

アマチュア、特に市民オケでは、活動自粛の期間中にモチベーションが下がり退団者が増加しているのが残念でなりません。
プロの各オーケストラもいろいろ工夫してオンラインを利用していますが、知らないうちに「オンラインでも案外いけるかな」という風潮がスタンダードになってくるのが少々怖い気がします。
オンラインでは生身の演奏家が大勢で心と呼吸を合わせて演奏するという「生演奏」の本当の魅力というものはなかなか伝わりません。

いずれにしても、前代未聞の事態のマイナスを嘆いている段階を通り越し、まずは以前と同じ環境を取り戻すことにエネルギーの全てを使いたいものです。
私については、12月26日(土)の神戸大学交響楽団定期演奏会が開催できるかどうか、大学側の部活動再開許可待ちというところです。
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※「クラシック⾳楽演奏・鑑賞にともなう ⾶沫感染リスク検証実験報告書」
https://www.slideshare.net/YasuoTakeuchi/ss-238012499


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同立交歓演奏会を終えて ~ベストな本番を目指そう~ [♫ 現場より…]

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先日の同立交歓演奏会、私の指揮した同志社交響楽団のブラームスの2番は、久しぶりに“本番がベスト”となりませんでした。 
ゲネプロでは豊かなホールの響きとだいぶ仲良くなれて、これに本番の集中力が加われば今まで積み重ねて来たものが120パーセント発揮できるだろうと思ったのですが、残念ながら本番はそうはなりませんでした。
私としては結構ショックで、この一週間毎日そのことについて考えています。 4月からの2ヶ月半の練習の進度がいつになく遅かったのも確か。特に管楽器にムラがあったのも確か。 ブラームスの語法が徹底しなかったことも大きい。 しかし一番大きな問題は、オーケストラの空気がいつもより薄かったことかもしれません。

自分たちが楽器の演奏が好きでたまらない、そのことをブラームスの力を借りてお客様に伝えたい、その使命を全うするために納得のいくまで辛い練習や楽譜を読み込む努力を行う、そのあたりの徹底ぶりが例年よりも甘かったのではないでしょうか。
とことん突き詰めないで程よいところでやめてしまう、指示待ち、これらは全国的な傾向ですが、同志社交響楽団が伝統的に持っていた【技術力<表現欲求】の不等式が逆転に向かっているのであるならば、これは由々しきことと言わざるを得ません。

一年前にプラハで満員の聴衆の方々に伝わった感動はまぎれもなく本物でした。 あの時も厳しい練習に耐え使命感を持って演奏し心身ともに果てたはずです。 海外公演と同立演奏会とモチベーションが違うなどということはありえないはずです。
本場ヨーロッパで本物の感動を聴衆と共に味わうことを知ったメンバーが、後輩にそのエッセンスを伝えてくれているはずの同響の空気、その空気自体が薄くなったのか空気を吸い込む深さが浅くなったのかはわかりませんが、身の回りに満ち溢れている伝統、財産をもっと活用し実際の演奏に活かしていかなければならないと強く思っています。

本番をベストの状態に持っていくのは、半分は指揮者の責任だと思いますが、残りの半分はやはりひとりひとりのセルフコントロールによるものでしょう。 ミスや事故は無いに越したことありませんが、それを恐れて守りにはいるより、今までの積み重ねを信じて思い切りの良い演奏をする勇気、これが最も大切なことです。
これはリスクを抱えるということとは全く異なります。 練習の発表会ではない、プラスαに満ち溢れた本番を大いに楽しむ余裕を持つこと、これも正しい音程で弾くことと同じくらい、あるいはそれ以上に身に付けるべきスキルです。 これが個人練習や合奏練習での目に見えない方の目的といえるでしょう。

つまり全てのことに当てはまるのは、何事も突き詰めて極めるまで-もう一歩二歩先まで-努力しなければ真の実力はつかない、ということです。

オーケストラをやる目的や意義は人それぞれ違って当たり前です。 そういう人が集まってオーケストラとなった時に、そこの空気の濃度やお互いのテレパシーの感度と出力がグッと上がり、普段の生活では経験できないような濃密な活動を自発的に展開できるのです。 それがオーケストラの魅力であり不思議な力でもあります。
せっかく参加するからには、その魅力を最大限に引き出すために、本人はもちろん本人の心に顔を出す「音楽の神様」も納得するような姿勢で取り組もうではありませんか。
近いうちに私が知っている本来の姿の同志社交響楽団とリベンジの機会を持てることを願っています。
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2014/06/24 オデンヤ

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~近況報告です~ [♫ 現場より…]

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この3月で東京芸術大学を退職します。
法人化されてから非常勤講師が任期制になり、今まで指揮科は例外措置として「今までの」メンバーが続けていましたが、どうやら限界のようです。 私は28年勤めたことになりますが、20年以上が4人同時に退職となりました。
…というわけで、やっぱり就活しなきゃダメかなぁ?

広島の演奏会、結構疲れました。
若いソリストたちからはエネルギーをもらうことも多いのですが、何が起こるかわからない緊張感やフェイントへの対応にはかなりエネルギーを使います(笑)。

2014/03/04,08 オデンヤ
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鎌倉交響楽団 第97回定期演奏会・感想 [♫ 現場より…]

先日の鎌倉交響楽団第97回定期演奏会を聴いた友人から、このような感想をいただきました。 どうもありがとうございました。

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◆小田野氏指揮、鎌倉交響楽団 第97回定期演奏会を、聴きにいってきました。
想像以上の出来ばえで、素直に感動しました。 小田野氏をはじめ、皆様ベテラン・円熟の域に達しているのかなと。
ヴァイオリニスト 戸澤 哲夫氏の音色は、とても繊細で、この方だけでも聴きに行ったかいがありました。
魂に近い仕事に感謝。<A.N>

◆今日の午後は、心に染み渡る音楽に出会うことができました。
コンサートの始めに、「拍手をしない」という約束で演奏された、バッハの「G線上のアリア」を聴きながら、震災にまつわる色々なことに思いを馳せたりしました。
独奏ヴァイオリンの戸澤哲夫氏の端正で深みの感じられる演奏は、別の機会にも聴いてみたくなるものでした。
小田野氏の指揮は、いつもにも増して、音楽に携わる一人の人間としての「思い」や「願い」が、一挙手一投足にまで込められていたように感じられました。
このコンサートを聴けて良かった、というのが、正直な思いです。<Y.I>
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今回は震災の影響が少なからずあり、物理的にも精神的にも苦労の多い演奏会開催となりました。 合宿の中止は痛かったです。
普段なかなか難しい“集中練習”ができる貴重な機会であると同時に、客演指揮者にとっては大勢のメンバーと酒を酌み交わしたっぷり語り合える貴重な機会でもあるからです。
計画停電で予定していた練習場が使えなくなり、急遽他の練習場を手配して練習中止だけは避けられましたが、担当の方のご苦労はどれほどのことだったでしょう。 震災がお仕事にも影響し、練習のみならず本番にも出られなくなった方もいらっしゃいました。

何よりあの地獄の光景から私たちがもらってしまった何とも形容しがたい非常に不快な気持ちが、全ての秩序を微妙に狂わせてしまったようでした。 演奏会開催についても、どれほど議論が重ねられた事でしょう。
私個人としても、本番に向けた仕上がりの遅さを震災のせいにしたくはなく、「鎌倉交響楽団と小田野はこんなもんじゃないぞ!」 と意気込んでみたものの、超名曲プログラムをお客様に本当に楽しんでいただけるかどうか、焦りとプレッシャーに久しぶりに押しつぶされそうになりながら迎えた本番でした。

結果は・・・上記友人のみならず多くの方が「魂」とか「心」という言葉に触れながら喜んでくださいました。 プロアマ問わず演奏をする者にとって【聴いてくださる方の心に語りかけられる】かどうか、これこそが究極の使命であり目的だと信じます。
今回も本番の演奏がベストでしたし、それを成し遂げた鎌倉交響楽団の演奏者としてのパワーは、震災の影響など関係無い、長い歴史を通じて培ったオーケストラとしての蓄積と、メンバー個人個人の音楽に対する愛とが一体となった、まさに「実力」なのだと思います。

ヴァイオリン独奏の戸澤君(あえて「君」と言わせてもらいます)とは15年ぶりの嬉しい再会。 彼が藝大の学生オーケストラのインスペクターをやっていた時に私と一緒にブラームスの2番をやった時の記憶が、まるで泉が湧き出るかのごとくさらさらとクリアに蘇ってきました。
オタッキーな彼はオーケストラの楽器の配置にこだわり、その意図が良くわかるからボクもニヤニヤ喜んで賛同したのが、彼にとっては「親身になって話を聞いてくれた良き先生」と映ったそうです。
お互いに大好きなブラームスの協奏曲を納得し合えて演奏できたのも、私にとって何よりの経験でした。

2011/05/03 18:40 小田野 宏之


http://hiroyukiodano-tayori.blog.so-net.ne.jp/2011-03-27
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