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大音生と高校生 “音楽の力”で盛り上がる [♫ 現場より…]

一般公開の演奏会ではないので掲載していませんでしたが、今日の午後、大阪音大の学生オーケストラが大阪府立某高等学校の芸術鑑賞教室で演奏してきました。 場所は大阪堺のビッグアイ(国際障害者交流センター)です。
高等学校の鑑賞教室(私たちは「音楽教室」と呼んでいます)はプロでもなかなか難しいのです。 高校生は好みがはっきりしているし、照れもあるのでしょうが「のり」がイマイチなことが多く、ステージと客席との一体感を得るのは小中学生相手よりもずっと大変。 今日も開演前の客席の雰囲気に、大音の学生たちもちょっと戸惑い気味。

しかし“音楽の力を信じれば報われる”ことを今日も経験できて嬉しかった!!
あれほどざわめいていた客席が、けして派手な音楽ではない「フィガロの結婚」序曲が始まった途端に静まり返り、集中して聴いてくれたのです。
次の楽器紹介、プロではみんな慣れているから司会者とツーカーで対応できますが、大音学生の場合は音楽教室は初めての経験、練習でも時間を割いて楽器紹介のための練習をしたのです。
私は正直どこまでステージも客席も楽しめるか不安だったのですが、なかなかどうしてみんな大健闘。 客席も一生懸命聞いてくれて結構盛り上がりました。

結局最後の「展覧会の絵」終曲までそれぞれの曲なりに盛り上がり、アンコールの「ラデツキー行進曲」での手拍子まで、なかなか素敵なコンサートになりました。
高校生諸君の大人としての対応に感謝しつつ、音楽の力にあらためて恐れ入った、幸せな一日でした。
2010/07/15 23:17 小田野宏之

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